朝、気持ちよくスタートするためには室内環境が大切です。温度、湿度、空気です。まず室内の温度差をできるだけ小さくします。冬、温度差が生じやすい脱衣室、浴室、トイレなどでおこるトラブルがあります。血圧が下降の状態から急激な上昇の変動が要因の一つと考えられるヒートショック現象、特に注意しないとおこる病気です。次に湿度です快適湿度は夏冬45%~60%と言われています。冬は過乾燥になりがちです加湿器などで調整してください。もう一つは室内空気環境です。私たちは長い時間を室内で過ごし、たくさんの空気を体内に取り入れています。外から侵入する排気ガス、工場からの煙に含まれる煤、黄砂、花粉、PM2.5(微小粒子状物質)各ウイルスなどの侵入を止めないといけません。また室内から出る合成化学物,生ゴミ、ダニの死骸、ペットの毛、他、これらの有害物質を取り除くための換気システムを設置します。温度差を小さくして室内空気質を向上し、健康のデメリットをできるだけ少なく、安定した室内環境の維持を保ち続けることは高断熱住宅にすることが基本です。子育て世代の若いご家族、またセカンドライフを楽しみたいご家庭、健康寿命を延ばすためにも、高断熱住宅に住んでもらいたいです。